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携帯フルブラウザibisBrowserの良いところ

私は最近、ibisBrowserDX(アイビスブラウザデラックスと読むらしい)という携帯電話用フルブラウザをドコモのD905iに入れて、PCサイトのネットサーフィンを満喫している。ibisBrowserDX(以下、ibisBrowser)で気に入っているは以下の点だ。

■維持コストが安い
ibisBrowserはiアプリなのでパケホーダイと組み合わせて使うことができる。
ドコモはネイティブフルブラウザ用のパケット定額制(パケホーダイフル)を用意しているが、それと比してもibisBrowserDX+パケホーダイの方が全然安い。
また、ブラウザ単体の年間使用料は、競合であろうjigブラウザよりも3000円安い。(2008/5時点)

・ ibisBrowserDX(3,000円/年)+パケホーダイ(4095円/月)=52,140円/年
・ jigブラウザ(6,000円/年)+パケホーダイ(4095円/月)=55,140円/年
・ ネイティブフルブラウザ(0円/年)+パケホーダイフル(5,985円/月)=71,820円/年

■カーソル速度設定ができる
ibisBrowserではカーソル速度の設定が可能である。カーソル速度をD905iのジョグダイアルとマッチするように調整できるのは非常にうれしい。

■携帯ビューとPCビュー
携帯ビューにすると、縦スクロールだけでウェブページの閲覧が可能になる。携帯で横スクロールがあると使いにくいので、この機能は非常に便利であり、日常的に見ているサイト(CNET Japan ニュース@ITキャッチ!ITニュース痛いニュース)も体裁良く読めている。
通常は携帯ビューで閲覧するが、そのままの画面が見たいとき(HTML段組が特殊な場合など)には、PCビューに切り替えができる。PCビューでは横スクロールができ、PCと同じ様な見た目でウェブページを閲覧できる。

■拡大縮小
画面の拡大(と縮小)が自由にできる。グラフ画像などの値が見づらい場合に便利である。

■タブ機能
複数画面のタブ切り替えが可能である。iモードのようなシングルウィンドウでは、ネットサーフィン時、戻る⇔進むの繰り返しで疲れてしまう。

■ショートカットキー割り当て
ibisBrowserの様々な機能にショートカットキーをつけることができる。これを使いこなすと一気に快適さが増す。ちなみに私のショートカット設定は以下:

d905i_keyparts.jpg

1: PC/携帯ビュー切り替え
2: 縮小表示
3: 文頭へ
4: ブックマーク(お気に入り)一覧
5: 拡大表示
6: 文末へ
7: Web検索(Google/Wikipedia)
8: 本文コピー
9: 履歴
*: タブ切り替え
0: 新規タブで開く
#: ケータイビューカーソル切り替え

■Google検索、ウィキペディア検索がしやすい
ibisBrowserには「検索メニュー」という機能があり、GoogleやWikipediaでの検索がしやすい。特に、この検索メニュー機能と本文コピー機能にショートカットを割り当てるととても便利になる。

ibis_search_window.jpg

ショートカットを割り当てた場合の検索フローは以下のようになる。
1. 「ショートカット8: 本文コピー」で気になるページの文字列をコピーする
2. コピーした文字列を「7: Web検索(Google/Wikipedia)」で検索する
3. 新しいタブに検索結果が表示される
4. 調べ終わったら「*: タブ切り替え」で元のタブに戻る



■[補足1] 選定の段階で試したフルブラウザ
フルブラウザ選定時、どのフルブラウザを利用するかで試行錯誤した。Sleipnirと連携のできるjigブラウザも捨てがたかったが、コスト(アイビスブラウザは3000円/年、ジグブラウザは6000円/年)とD905iのジョグダイアルとの相性の面でibisBrowserを選択した。
ibisBrowserDX
jigブラウザ
サイトスニーカー
ファイルシーク
Scope

■[補足2]フルブラウザ調査で参考にしたサイト
ウィキペディア
携帯フルブラウザの可能性を考えてみた
携帯電話機に組み込まれたフルブラウザの弱点

■[補足3]その他もろもろ
・ ibisBrowserDXの料金の支払いがクレジットだけではなくドコモ払いでも可能になったようだ
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